今週の週刊少年サンデーで最も笑ったのは、
『絶対可憐チルドレン』で東野くんがレアカードをゲットして喜んでいた、
『甲殻王者 カニキング』というネタでした。
しかも『「道楽コレクション」最強の「花咲ガニ」!!すっげー!!』
というセリフがまた笑わせてくれます。
「道楽コレクション」って「かに道楽」だからですか?
さらにこのページの横の柱に『登場人物』として、
花咲ガニの詳細が延々と載っているという念の入り様です。
思いっきり笑わせて貰いましたが、
柱の人物紹介はコミックスではどうなるのか少し心配です(笑)。
しかし、今週のチルドレンには何となく違和感を感じました。
もしかしたら先の展開への伏線が何かあるのかもしれませんが、
前半の10ページは無くても良かったんじゃないですか?
前半は前回の話の後日談で、後半は新しい話の導入というのも悪くはないですが、
問題はその二つの繋ぎ方が悪くて、あまりにも唐突すぎるということです。
もう少し上手な繋ぎ方はできなかったんだろうか。
よほど描かねばならない理由があるのでなけば、
前半は無かった方がスッキリしたと思うんですけどねぇ・・・。
前半部分が「どうしても必要だった」と仮定するなら、
それだけ重要な伏線が張られているということになります。
・兵部がグリシャム大佐を助ける工作をした。
・兵部とグリシャム大佐は顔見知りである。
・兵部の部下がチルドレンを監視して逐一報告している。
といのが前半部分で読者に明かされた描写です。
ここで重要そうなのが「兵部の部下が監視している」という点だと思います。
超度7のエスパーチームであるチルドレンを監視するのは並大抵ではなさそうですし、
報告者の姿がボカされて描写されているのも何となく意味深長です。
ここで大胆な仮説を立てると、
「朧さんが兵部の部下の内通者である」という可能性はないでしょうか?
朧さんなら立場上チルドレンを監視できるし、
連載版になってからイマイチ存在感が無いのも、
いずれ来る裏切りの時への伏線なのでは?
というと考えすぎですね(苦笑)。